PMSに効く漢方とは?副作用はないの?PMSの効果を解説!
2017/03/23
PMSの治療は様々ありますが、中でもおすすめしたいのが「漢方」です。
漢方によって体のバランスを整えてPMSを緩和することができますが、やはり服用するとなると副作用が気になるんのです。
PMSに効果がある漢方や副作用について詳しく調べてみました。
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この記事のあらすじ
PMSってどんな症状?漢方がいいって聞くけど副作用の心配はないの?
PMSとは、月経前症候群(Premenstrual Syndrome)の略で、生理が始まる前の約2週間に起こり、心と体に様々な不調が現れます。
イライラしたり、腹痛や眠気、頭痛など不快な症状に苦しめられます。
その不快感も、生理が始まると自然に消えたり軽くなります。
この症状については個人差があります。ですが生理のある女性の多くは、このPMS症状を経験しています。
PMS症状を和らげるのに注目されているのが「漢方」です。この漢方薬は、基本的には病院で問診してもらい、その人の体質に合わせて処方してもらえます。または病院でなくても、漢方薬局で購入することもできます。専門スタッフがアドバイスしてくれるので安心です。
漢方薬は新薬に比べると副作用が起こりにくいので安心といえます。しかし断言することはできないので、用量や用法をしっかり守って服用することが大切です。また妊婦や妊娠の疑いがある場合は、医師や薬剤師に相談してからにしましょう。
副作用が少ない漢方ならPMSも乗り越えられる!?でもPMS症状は個人差が
PMSの症状と一口に言っても個人差があり、患者さんによっては腹痛や頭痛ではなく、手が痺れるなど少し珍しい症状訴える人もいます。
一番多いPMSの症状は、
- 月経前の下腹痛
- 腰痛や頭痛
- ニキビ
- めまいや吐き気
- 便秘
などがありますが、他にも肩こりや先ほど述べた手の痺れなどがあり、他の病気と紛らわしい症状が出る場合もあるので気をつけましょう。
また精神的な症状で最も多いのは
- イライラや気分の落ち込み
- 不眠や過眠
- 集中力の低下
- 理由もなく突然悲しくなる
などがあります。
うつ病などに似た症状が多いのですが、生理が来ると症状が消えるのが特徴です。この精神的な部分であまりにも酷いことから、病院へ駆け込む方もいます。確かに精神症状が重いと、精神も不安定で感情を制御できなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
PMSの症状が重くてどうしても辛い場合は病院を受診し、比較的副作用が少ないといわれている漢方薬を処方してもらうことで症状を和らげることができます。我慢をしないことが大切です。
PMSに漢方はどうして効くの?漢方は副作用も少なく症状を緩和する!
PMS(月経前症候群)の症状は本当に多彩です。症状の重さも個人差が大きいですよね。そんな多彩な症状にも有効なのが「漢方」なのです。副作用も比較的少ないため、昔から「漢方は女性の味方」とまで言われています。
漢方の古典には「ふつうの状態ではない状況が、月経が始まるともとに戻る」と記載されているほどです。古典にも記載されているくらいですから、大昔からPMSの症状に女性たちが悩まされてきたんだということがお解りいただけると思います。
漢方の考え方に「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがあり、これはPMSの症状にも深く関係しています。PMSになってしまうのは、気・血・水のバランスが乱れることで起こるのです。血の異常「お血」とは血液循環が滞っている状態を意味し、水分のバランスが崩れることで水毒がおこり、むくみやめまいを生じるのです。なので漢方を服用することによって気・血・水のバランスを整えることができ、PMSも改善することができるのです。
PMSに効果がある漢方薬とは?
漢方薬はPMSに悩む女性に限らず、体全体の体質改善にもなるため、心身ともに健康を維持したい人におすすめです。ただ注意したいのが、効果の程度には個人差があること。一般的には、服用してから6ヶ月程度して効果が現れてきます。PMSの緩和で服用したい場合は、病院の診察を受けて処方してもらうか、PMSを良く知る漢方専門スタッフのアドバイスを受けて処方してもらうことが大切です。
PMSに効果があるといわれている漢方薬をご紹介します。
・星火逍遥丸(せいかしょうようがん)
これはPMSの代表的な症状、冷えや月経不順、下腹部痛やイライラなどを改善するのに使用されます。気や血のめぐりを良くして体のバランスを整えてくれます。またPMSの他にも、更年期障害やうつにも使われる漢方薬です。
・枝桂茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
これは各部の炎症疾患にも効果が期待される漢方薬です。月経不順や月経異常はもちろん、のぼせにも効果があります。体全体の血の巡りをよくしてくれる効果があります。
漢方には副作用が少ないと聞くけど、本当に副作用はないの?
漢方の副作用は、西洋薬に比べると非常に少ないですが決してゼロではありません。漢方薬と聞くと安心安全なイメージがありますが、副作用を引き起こす可能性もあるということを忘れてはいけません。まず副作用を起こしやすい生薬を把握しておくと安心です。
甘草は体力のない人に副作用が起こりやすく、腹痛や下痢、食欲不振などの症状が現れます。麻黄には、食欲不振、多汗や不眠、動悸などの副作用があり、得に重症の心臓病の方の場合は悪化する可能性もあるので注意が必要です。附子には、熱感やほてり、発汗、しびれなどの副作用があるので、元気な人は服用しないようにしましょう。
ただ副作用については、一時的に見られる症状の場合もあります。これらが必ずしも副作用とは断言できない場合もあるので、注意しましょう。副作用の危険性について述べましたが、漢方によって体のバランスが整えられ健康的になる可能性は十分に考えられます。なのでPMSを改善するという意味では、漢方がプラスであることは間違いありません。