子供が算数の計算が苦手、そんな時に克服するための方法!
2017/04/04
子供が算数が苦手で、どう教えたらいいのかと悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
なんだかいつも計算ミスをしてるみたい・・・そんな時にはついつい怒っていまいがち。
そんな時にはどうしたら良いのかのお役立ち情報を調べまとめてみました。
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この記事のあらすじ
算数が苦手な子供は実は計算ミスをしてることが多い
コンピューターと違って人間は計算などを正確に出せるのは正直難しいです。
- ある先生は算数や数学のテストの前日には早めに就寝することを伝えるそうです。(できれば10時前に寝る。)テスト勉強が10時前に終わるように計画を立てることが重要
- テストでは大半の子が最低3つは計算ミスを引き起こすので、わからない問題で悩むより完璧にわかる問題から解答し、テストが終了する10分の時間は解けた問題の見直しを再度することが点数アップにつながると子供達に伝えているそうです。
先生が実際に行った経験上では、上記の2つのことを繰り返し行うことで20%以上効果的に点数となって表れてきたそうです。実力があってもテストの実力は発揮できない子供の中に計算ミスによることでテストの点数が取れないことで、自分は算数や数学が苦手と思い込むのは残念です。
子供が算数が苦手で叱るのはNG!間違う理由を見つけることが大事
子供が算数のテストなどで簡単な間違えをしてしまった時に叱るのは逆効果です。まずどうして間違えたのか原因を考えることが先決です。ある調査から問題を正解した子供の解き方は同じであり間違えた子の問題の解き方は非常に個性的であることがわかりました。間違えたことを叱ると子供は萎縮してしまいますし、どうせやってもなどとやる気を失くしてしまう可能性もありますので、叱らずに間違えた原因を教えることや根源的な原因をみつけてあげることが大切なのです。
例えば「7×6の計算間違え」について
答えは42ですが、これを48と解答した場合
6年生くらいになれば自分でできますが、習い始めの頃はどんな方法で覚えるかとか、どの倍数で増えて行くのかの方法がわからない子もいますので、親子で根気よく取り組むことが大切です。
それを繰り返し行うことにより、どうしてその答えになるのか知ることが出来ます。まず原因をみつけ、気をつけていくように促してあげると、次第に苦手なことが自信につながるでしょう。
算数が苦手な子供にはこんな方法で気づかせることが大事
算数の勉強に限らず、勉強が苦手な子にはどう興味を持たせるか?ただ勉強をしないからと言って叱ることはNGと前の記事でもお伝えしたように、苦手だと思う子にはどんな勉強方法が良いか調べてみました。
その方法とは
〇いっぺんに詰め込みすぎず時間をかけて、一つの問題が解けるまで根気よくやらせる。子供が一度に理解するには覚えられる量も限りがありますので、詰め込みすぎないように、子供が理解できる程度の時間に注意しましょう。
〇たとえ短い時間でも、勉強はすることに意味があります。その時間が10分でも毎日繰り返し勉強することを決めることが最も大事です。勉強ではなくても、机に座って何かをする(絵を描く、本を読むなど)と言う集中力を身に着けることで、勉強も同じ感覚でできるように慣れさせましょう。
〇勉強がわからないと言われると、その問題をどう解くかではなく答えを先に教えてしまいそうですが、それでは何の意味もなぅなってしまいます。そんな時には、答えではなくどうしてその答えになるのかの『ヒント』を教えて問題を解くことに気付かせることが大切です。
いきなり答えを教えてしまっては、問題を解く過程の意味がなくなってしまいます。
算数が苦手な子はどこでつまづいてしまうのか
つまずきの理由には、算数の基礎となる計算方法がわかってないと言うことが1番の理由になっているようです。その計算方法を知ることで自分がどこでミスをし、つまずいているのかをまず知ることが最も重要になります。これがわからない、できないとなると中学、高校になっても算数が苦手で克服できない状況に陥るわけです。また、計算方法をきちんと出来る子の特徴の中に、計算が速くて正確にできるということが挙げられます。きちんと理解できている子は実は他の教科も平均的に成績が良いこともあるようです。
特に算数の場合には、計算問題を何度も繰り返し行う反復練習が重要です。これを行うことにより、多くの問題を解くことが計算が速くて正確にできるということに繋がって行くのです。
計算ミスが多い子どもは、次の3つがあてはまります。
- 計算がきちんとされていない
- 字がきちんと書けていないし、雑。
- 見直しがほとんどされていない。
これを改善することにより、計算ミスを防げるとも言われています。
算数の計算力不足…鍛えるためには繰り返し行うこと
やはり一言でいうと、何度も繰り返し同じ問題を解くと言うことでしょうか。計算力のない子供の特徴として、暗算も苦手なところがあり、また見ただけでやる気がなくなってしまう少数や分数が混じった計算は進んでやる気にはなりません。そんな子供にはまず1日1枚から算数ドリルをさせる方法で慣らさせていく方法が良いかと思います。もし、今の学年の問題が解けないようであれば低学年の問題から解くと言った方法を試してみる方法が良いかもしれません。
問題を解く時間がかかってもケアレスミスをなくさないことには解決できないので、慣れてきてたくさん問題の意味を理解できたら、たくさん褒めてあげましょう。そして時間も増やし1日1枚の算数ドリルも2~3枚と増やしていくことで繰り返し問題をすることで計算力は鍛えられるのです。