経産婦でも初産でも本陣痛ってわからないものです
2017/04/03
初産の妊婦さんでも経産婦さんでも陣痛ってよくわからないものですよ。
本陣痛と思っても前駆陣痛であったり、その逆も然り。
前駆陣痛だからといったん家に帰されたのに子宮口が6センチも開いていた!とか…
出産にマニュアルはありません。痛くても痛くなくても産まれる時は産まれます。
いつ産まれてしまうかわからないので臨月が近くなってきたら早めに出産準備をしておきましょう。
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この記事のあらすじ
経産婦は陣痛がわからない?前駆陣痛と本陣痛の違いは?
出産を経験のない妊婦さんは陣痛が来たらわかるものなのか不安ではないのでしょうか?出産のことを調べていると陣痛は『前駆陣痛 → おしるし → 本陣痛』の順番で来るようなのです。
前駆陣痛?本陣痛?陣痛自体がわからないのに二種類もあるなんてどうやって見分ければよいのでしょうか?まず前駆陣痛とはどういった状態のことでしょう。出産前におきる不規則な子宮収縮のことです。痛みがくる感覚や強さもいろいろで、規則性はありません。
これはお産のサインの「本陣痛」ではありません。出産準備のための陣痛とでもいうのでしょうか。本陣痛を起こす前に子宮収縮をさせて子宮頚管を柔らかくするためだと言われています。前駆陣痛は妊娠36週から40週頃のいわゆる「臨月」に入ってから起こるようです。ですが必ず来るものでもありませんし、前駆陣痛かよくわからないで本陣痛を迎える人もいます。陣痛がよくわからなくても赤ちゃんはちゃんと産まれてきます。
経産婦だと陣痛がわからない?陣痛には個人差がある
初産の妊婦さんと経産婦の妊婦さんでは前駆陣痛や本陣痛に違いがあるのでしょうか?経産婦さんだからと言って前回と同じ経緯をたどって出産するとは限りません。経産婦さんは一度経験していれば前駆陣痛か、本陣痛かの違いがわかるかもしれませんがそもそも前駆陣痛を経験しないままで出産された方も多くいらっしゃるのでしょう。痛みに関しても人それぞれ感じ方は違うと思います。
よく、「一人目より二人目の方が出産は楽だったわ」という話を聞きますね。やはり一度道ができていると「産む」という行為に関してはそう言えるのかもしれませんが、「陣痛の痛み」に関しては出産の数だけ痛みがあるということでしょう。初めての出産を迎えるプレママさんはわからないことだらけで色々なメディアでどういうものなのか調べると思いますが、妊娠・出産・育児に関してはマニュアル通りにはいかないと思っておいた方がいいかもしれません。
経産婦だと本陣痛がわからない時もあるので注意が必要!
経産婦だからではなく陣痛がよくわからない人は本当にいます。
私は前駆陣痛もおしるしもなくいきなり朝方「パチン」という音で目覚めました。破水したのです。ですのでその後病院へ電話をしてすぐ入院。陣痛促進剤で陣痛を起こしました。なのでいわゆる「前駆陣痛 → おしるし → 本陣痛」という定番コースではありませんでした。
陣痛促進剤でおこした陣痛はとんでもなく痛かったです!規則正しく激しい痛みが襲いました。お腹だけではなく脳にまで響く感じの強烈なものでした。それでも子宮口が開かずに出産は大変苦労したものでした。その後出産を経験していないので比較はできませんが、ママ友の話を聞くと出産は本当に出産の数だけ違いがあってどんなマニュアルにも当てはまらないと思います。赤ちゃんはお母さんの都合とは関係なく産まれたい時に産まれてきます。前駆陣痛から上手に知らせてくれる赤ちゃんもいれば、なんの知らせもなくあれ?頭が出てきてる…というせっかちな赤ちゃんも…
前駆陣痛と本陣痛。自分で判断できない時は病院へ電話しよう
出産の数だけ陣痛は違うと言いましたが、「前駆陣痛」と「本陣痛」の違いをおさらいしておきましょう。
前駆陣痛は痛みがあるものの数分で終わったりして規則性がありません。痛みが弱くても感覚が一定で痛みがくる感覚が短いのなら本陣痛かもしれません。前駆陣痛だと思っていたのに本陣痛だったという例もたくさん聞きますので、痛みがある場合は病院へ電話をして必ず看護師さんへ確認してみてください!
前駆陣痛の他に赤ちゃんは産まれたいというサインを出します。赤ちゃんの位置が下がります。骨盤がさらに開き赤ちゃんが収まりますので胎動が減ってきます。この下がった感じは見た目にもわかってくると思います。胃への圧迫感が減って代わりに便秘になってしまう事も。そして膀胱も圧迫されるのでトイレへ行く回数が増えてきます。
そしてわかりやすいのが「おしるし」ですね。「赤ちゃんも準備を始めてきたな」と感じてくださいね。一年近く一緒に居たのに顔を見た事のない相手「赤ちゃん」無事に産まれてくることを祈っています。
最近よく聞く無痛分娩について
無痛分娩とは麻酔薬を使って陣痛の痛みを和らげながら出産する方法です。痛みに耐えて産むことが美徳とされている日本ですが、最近無痛分娩を選択する人も多くなってきているようです。そこで無痛分娩のメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
無痛分娩のメリット
- 痛みが減りますのでママの出産後の回復が早いようです。
- 無痛にすることで血流と酸素を保ちやすいと言われています。
無痛分娩のデメリット
- 母体に投与された麻酔薬の量が多いとその影響は赤ちゃんにも出ると言われています。 赤ちゃんの呼吸が一時的に弱まったり、光や音に反応しにくくなることもあるようです。
- 費用は保険適用外ですので高額になります。大体10万円程度と言われていますが、病院によって違いがあるので確認してみましょう。
どちらにしてもかかりつけの産婦人科医にしっかりと相談したうえで旦那さんと相談して決めましょうね。