心臓の鼓動がおかしい！少しの異変も見逃さないために必要なこと

心臓が動いているのはもはや当たり前と感じてしまうものですよね。

しかし、そんな自分の心臓の動きがなんかおかしい…そんな時はどうしたら良いのでしょうか？

いつも当たり前に動いている心臓の少しの異変も見逃さない為に必要なことをご紹介していきます。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

心臓の鼓動がおかしい…「動悸」と「不整脈」とは？

動悸とは？

自分の心臓の拍動を自覚することを動悸といいます。動悸が最近おかしい時がある…なんて方、緊張・興奮・運動で起こる動悸は生理的なものなので心配する必要はありません。しかし、そうではない動悸とは何なのか？それは病的な動悸の事を言います。

病的な動悸はどんな病気の時？

心臓以外での動悸は貧血・発熱・甲状腺機能亢進症・慢性肺疾患・精神的が挙げられます。心臓が原因の動悸・不整脈・心臓弁膜症・先天性心疾患などの病気がある方は動悸を感じます。病院を訪れた患者さんが「動悸がする」といった時に病院の医師はどんな所を見るのか、それは「不整脈」です。

不整脈とは？

不整脈とは、脈の打ち方に規則正しい間隔で脈が打っていない。脈の強弱がある。そんな状態の事を不整脈と言います。動悸がする時に医師は不整脈があるかどうかを見るのですが不整脈による動悸がある場合は治療が必要になってきます。そして動悸が起きた時は第一に安静にすることが大事です。それから脈を測ってみてください。

脈の測り方は？

1分間に脈の打つ数を脈拍と言います。一分間しっかり数えてください。そして脈が不規則に打っていないか、早かったり遅かったりしていないかを測ればある程度の診断の予測ができます。

心臓の鼓動がおかしい！？心臓にまつわる恐ろしい病気とは？

「心臓の鼓動がおかしい」と感じたら心臓に関することであればどんな方でも不安になってしまいますよね。心臓に出る症状は狭心症や心筋梗塞などといった重大な病気だったりすることもあります。しかし心臓を検査しても心臓とは、なかなか病気を特定することが出来なかったりするのです。

心筋梗塞

心筋梗塞は日本人の死因の第2位に挙げられるほど多い病気といえます。そして最も恐ろしい病気です。症状としては胸の真ん中に強い痛みを感じます。痛みは顔や首、左の腕や肩にまで広がっていきます。痛みが10分程度で治まる場合は狭心症の可能性が高いです。そんな症状に襲われたら真っ先に救急車を呼んでください。

狭心症

狭心症の症状は先はどの心筋梗塞の症状が10分程度で治まる場合や心臓に感じる圧迫感などの症状があります。狭心症の場合も早めの処置が必要です。そして狭心症においては安定型と不安定型が存在します。安定型は階段を上ったり運動した時に起こりやすいです。不安定型とは運動の時だけではなく、睡眠中や安静にしている時でも起こります。不安定型の方が心筋梗塞へ進みやすいです。

不整脈を防ぐには？心臓の鼓動がおかしいと感じたら病院へ！

不整脈を防ぐ方法はあるの？

不整脈には原因がよくわからないものも少なくありません。原因を特定しにくいケースが多いのです。

年齢と生活習慣が一番と言われています。
不整脈は歳を重ねれば誰にでも起こり得る症状です。
そしてその不整脈の多くは要観察で問題のない不整脈だとされています。
ストレスでも不整脈が起きるというケースがあります。

不整脈を防ぐためには

• 生活習慣の改善
• 睡眠をしっかり取る
• 食事はバランスを考え、しっかり取る

これらの事が不整脈を防ぐ方法と考えられています。

日常生活の中で気を付けたい症状は？

• 徐脈（脈拍がゆっくりの不整脈）
• 頻脈（脈拍が速い不整脈）
• 期外収縮（脈拍のリズムが不規則な不整脈）
• ふらつき
• 息切れ
• 動悸や吐き気
• めまい
• 冷や汗
• 意識がなくなる
• 胸の痛み
• 胸の不快感

こんな症状は不整脈に注意です。

そして不整脈は脳梗塞に繋がる危険性もあります。心房細動という心臓の一部が脳に影響を及ぼすこともあるのです。「最近鼓動が変」「息切れがする」「脈がおかしい」と感じた方は早めの受診をおすすめします。

生活習慣を見直そう！心臓を労わることも大切。

心臓の鼓動がおかしいと感じた時の検査方法や診察は？

血圧測定や血液検査、視診、聴診、触診、心電図検査、ホルター心電図、胸部X線検査、心臓超音波検査などが挙げられます。心臓に違和感を感じた場合は循環器内科などを受診しましょう。

高血圧の人、肥満体型の人、喫煙している人は注意が必要です。その他、偏った食事をしている人、ストレスを感じている人などは注意してください。普段している事やいつも通りの事がきっかけで重大な病気を発症してしまう事も多いです。早期発見をするためには、体の変化を見逃さない事です。心臓の変化は命にかかわることが多いです。少しでもいつもと違うと感じたら病院を受診しましょう。

心臓が動いているというのは当たり前だけれども毎日動いているのが感じられる臓器ですから労わってあげる事も大切なことです。

自分で脈を測る方法は？今の時代はスマホでも脈を測ることが出来る！？

自分で脈を測る方法とは？

脈拍の測定は慣れるまで難しいですが慣れたらとても簡単です。脈をとる時の目安は1分間あたり50回～90回が正常と言われています。手首の関節の少し下(肘より)の親指側に脈を触れます。

脈をとるには、人差し指、中指、の２本でこの脈を触れます。この時に２本の指を揃えるのがコツです。15秒間、腕時計で時間を測ってみましょう。その１５秒間の値を４倍すれば、それがあなたの１分間の脈拍数です。脈を測定して自分の脈拍数を把握しておけば不整脈が出た時など、異常を早期発見出来ることになりますよね。

今は脈を測るスマホアプリなどもあります。測定の方法はカメラを見ているだけのものや指をカメラ部分に当てて測るものとそれぞれあります。そういった健康アプリを使ってみるのも一つの方法です。