高校生が勉強しないときは見守るしかない!?親の役目とは
2017/03/08
勉強しない高校生に向かって「勉強しなさい!」と叱っても効果はありません。それでも叱ってしまうのが親というもの。だって心配ですもんね。
勉強をしない高校生の子供に対して、親はどう対応すればいいのでしょうか?
見守ることも大切ですが、子供を向き合って将来についてしっかり話し合うことも大切なようです。
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この記事のあらすじ
高校生なる子供がまったく勉強しない・・・親としてできることは?
静かに見守るのが一番です。
「大学は行かなくてはならない」と思っているようなので、進学をしようという気持ちはありそうですよね。そうであれば大丈夫だと思います。
私は進学校を出ていますが「東京大学医学部組」は別として、高校生の頃に遊びや部活に励んでいた子たちの方が、受験の後半戦や浪人時代に頑張って、国立大学に合格することが多かったです。
それとは逆に、高校時代は普通に勉強をして、浪人時代に遊んでしまい三流大学に進学…という人もたくさん見てきました。子供自身が「このままではだめだ!」と気が付かないと成績は伸びてこないと思います。ゆっくり見守ってあげてください。
私の友人に獣医さんがいます。
その友人は高校時代に髪を青く染めていて、バンド活動に没頭していました。当然浪人生でしたが、浪人時代に一人で北海道旅行をし、大学は北海道にしよう!と決めたそうです。そして三浪して獣医さんになりました。その浪人時代にお母さんから「何浪もして辛いでしょ?変わってあげられなくてごめんね。」と言われて、その言葉に感動して猛勉強したそうですよ。
高校生なのに勉強をしない子供にイライラ!答えは見つからない!?
お母さんは、子供の問題になると、自分の事以上に悩みますよね?何も考えずに放っておくなんてできないできないのが親です。私も子供の悩みを聞くと本当にツラくなります。
「うちの子供は、優柔不断でふらふらしているの・・・」
もしこんな事をお母さんが言っていたら、息子さんはしんどくなりませんか?塾に行かせたくなかったから半分ストライキしたのに…。
私はお母さんも息子さんも両方の気持ちがわかります。だから、こんな場合はとてももどかしくなります。
ならば、こんな場合はどうしたら良いのか?「もう高校生なんだから、放っておいたら?」なんていう、簡単なアドバイスではたいした効果がありません。それは、先ほども言いましたが、放っておこうと思っても、そうする事が出来ないからです。悩みますね・・・。
ぐるぐると答えが出ない問題が回っていることが多くなります。そこで一回冷静になって考えてみてください。
大学受験するのはダレですか?
勉強をしない高校生に知ってもらいたいこととは?
勉強をしない高校生、「勉強できる権利」があることを自覚しよう。
人は、ない物の権利を失っても気になりませんが、すでに得ている権利を失うことは耐え難いです。例えば、「芸能人と付き合える可能性」がなくなっても気になりませんが、「お弁当を作ってもらい高校に行く」ことができなくなることはすごく困ります。ですから、嫌いな「勉強できる権利」であっても失うことは困るのです。これは、嫌いで使っていない権利を失うのが嫌という感情よりも、「自分の所有物を傷つけられたくない」からなのです。
どんなものであっても一度自分のものになった事柄を奪われたり、失ったりすることは自分を傷つけられるような気持ちを現実的に実感するから怒ってしまうのです。
勉強をする目的とは?
なぜ勉強しなくてはいけないのか?答えられる大人もほぼいないでしょう。
勉強と現実の社会との差はとても大きいのです。このようなことを、知らん顔して「勉強は大事だよ」と子供に言うのは無責任なのでは。
勘のいい子供はそのギャップに気づいている為、勉強する意味の虚しさに押しつぶされそうになるのです。
このギャップを埋めることが出来たら、子供も変わるのではないでしょうか。
ほとんどの子供は、このギャップに飲み込まれてしまいます。でも、ギャップを飛び越える方法もあるのです。
【無駄だと思える勉強に、夢のかけらを見つける】
理科や数学など…どう考えても一生使うことがない勉強もあるって、中学生にはバレバレです。
でも、ちょっと待ってください。勉強は高校に入る目的以外に、大事なこともあるんです。
生きていれば多少の問題が起きます。
そのような問題を人ずつクリアして、人生は明るくなっていくのです。
例えば、苦手な科目をクリアする為には、様々な方法を試してみなければいけません。
時には友達や先生、書物などから情報を集めて、良い方法を探していきます。
そしていつかその問題を克服して、目的(志望校の合格)を達成するのです。
物事を達成するまでの仕組みは、子供が苦手な科目を克服する時も、大人になって目の前に立ちはだかった壁を超える時も、手段は変わらないのです。
高校生にどうしたら勉強させることができるの?
子供に”勉強しなさい!”と言った事はみなさんあると思います。
しかし勉強しない子に”勉強しなさい”と叱ることって解決できるのでしょうか?
小学生や中学生ならば”叱られるのが怖いから”と机に向かうということはあると思います。しかし高校生にもなるとその”叱る”はもう通用しない年齢になっています。ある程度自立を始め、体も大人と同じくらい大きくなった高校生は”叱られるのが怖い”という感情は少しずつ少なくなってきていると言えるのです。
高校生にどうしたら勉強させることが出来る?
どうして勉強しなければならないのかその目的を話し合う事は必要なことです。
将来○○になりたいなら○○の大学に行かなければならない。
その大学に行くためには受験に合格しなければならない。
受験に合格するならば今、勉強しなければ受験には合格できないんだよ。と話し合う事が大事です。
子供自身、しっかり目的を明確にしていれば自分から進んで勉強します。しかし高校生もまだ子供。周りの色々な刺激に興味が湧くのは当たり前ですよね!
だから親としてできることは”その目的にいけるようにサポートする”事なのではないでしょうか?
目的を見失ったらその場所までサポートする。叱るのではなく、導いてあげる事です。