子供を叱ると笑うのは何故?そんな子供の心理とは
2017/04/03
子供に対して本気で叱るのに何故だか子供は笑う場合、どのように叱れば良いのか悩んでしまいますよね。
子供は楽しくて笑っているのでしょうか?きちんと親の気持ちは子供に伝わっているのでしょうか?
叱ると笑う子供の心理について調べてみました。
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この記事のあらすじ
子供を叱ると笑うのは何故?
叱っているのに子供が笑うと、真剣な気持ちが伝わっていないのかと怒りもヒートアップしますよね。叱られているのに笑うという子供は「しかられ下手」といえます。こういった子供の性格は繊細で、心が傷つく不安を「笑ってごまかす」という手段でガードしているのです。
非を認めずに意地を張って言い返し、素直に謝ることができない子供も、自分に自信がない、不安を抱えやすい子の特徴です。叱ると笑ってごまかす子供の性格がたとえ恥ずかしがり屋だったり慎重な性格だったとしても、根本的には同じなのです。笑うというのは、心を守ろうとする無意識の行動であり、自分ではコントロールできない心理的作用でもあるのです。
こういったタイプの子供は、自分の気持ちを表現するのが苦手です。おおらかに気持ちを表現できずにため込んでしまう傾向にあり、あるとき気持ちが吹き出てしまう場合があるのです。親子で盛り上がるような遊びやじゃれ合いをすることで気持ちも発散します。そうすることで、気持ちも落ち着きやすくなるはずです。
小さな子供に叱ると笑うのは、お母さんが反応してくれて嬉しいから!
親が怒ると必ず笑う我が子供1歳・・・親としてなんだか不安になる気持ちもわかります。でも安心してください!決して変ではありません。特に1歳児は、怒るとうれしそうにするというのはよくあることです。これは「お母さんが怒った」→「反応してくれた」→「うれしい!おもしろい!」ということなんです。
よく離乳食時期に、べ~っ吐き出す行為を永遠を繰り返すことがあります。親はイライラしてつい怒ってしまいますが、慌てて大きな声をだしているお母さんを見て面白がっているだけなのです。なので、こういった時に一番いいのは「反応しないこと」です。口からべ~っと出したら口を拭いて「せっかく作ったのにべ~されてママ悲しい」くらいのことを伝えるくらいがいいのです。
子供は話を聞いていないわけでもなく、無視をしているわけでもバカにしているわけでもありません。ただやりたいからやる、おもしろいからもっとやりたい、これだけなのです。
子供を叱ると笑う場合でも、親の気持ちは伝わっている
子供を叱っているのに笑っている姿を見ると、叱っている親の気持ちが本当に伝わっているのか不安になるものです。笑っている訳もわからず、叱った意味も伝わっていないと悩んでいるときに、他者に教えてもらっことで気付くこともあります。それは、「自分が笑うことで相手にも笑って欲しいんだ」という気持ちです。特に男の子は反省や謝ることが苦手です。なので叱られた時、わざとふざけたり笑っておどけることですり抜けようと子供なりに頭を使っているのです。
子供は叱られたことについてしっかり理解しているものです。なんとかこの状況を回避しようとしているだけにすぎないのです。子供の気持ちを理解することで、もし叱った時に笑ったとしても「笑ってもいいけど、これはしっかり注意してね」と落ち着いて話せることもできるはずです。
食事の遊び食べが酷くて、叱っても笑って言うことを聞いてくれない場合もあるでしょう。ですがそれも数ヵ月もすれば落ち着くものです。遊び食べと言われるものは、ただ食べ物で遊んでいるのではなく、形や柔らかさを確認しているのです。これも成長過程で必要なんだと割り切ることも必要なのです。
怒り過ぎは逆効果。子供に「怒る」のではなく「叱る」のが大切
子供を叱り過ぎていませんか?あまり親から怒られて育つと、子供は自己肯定感が低下し、自分に自信を持てないようになってしまいます。「自分はダメな子なんだ」と思い込んでしまうのです。
自分はダメな子なんだと無意識に感じてしまう子供がのびのびと成長すると思いますか?その子の人格形成に悪影響を及ぼすしかありません。とはいっても、ある程度のしつけは必要であり、親が子供に物の良し悪しを教えることは大切です。場合によってはしっかり「叱る」ことも必要で、どう成長して欲しいか軸を決め、そのれにそぐわない行動の時にきちんと説明をして叱るのです。
しつけで「怒る」のはよくありません。「叱る」と「怒る」とでは違います。感情をぶつけて叩いたり罵声を浴びせて怒るのではなく、冷静になることで「叱る」ことが出来ます。
怒らずに子育てをすることができるのかと疑問に思う方も多いでしょう。しかし社会のルールを教えて、守れない時に「冷静に」なることで、怒ることなく叱ることができるのです。怒る行為は、子供の人格形成に影響を与えてしまうということをしっかり考えておくべきなのです。