幼稚園で友達が遊んでくれないと言われた時に取るべき行動とは
2017/03/08
幼稚園へ通う我が子から「友達が遊んでくれない・・・」と言われたら親としてショックですし、なんとかしてあげたいものですよね。
仲間はずれの標的になってしまい友達が遊んでくれない場合も確かにありますが、仲間はずれではない場合もあるので、子供の言葉だけを信じるのはちょっと危険かもしれません。
幼稚園で友達が遊んでくれないと言われた時の対応について調べました。
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この記事のあらすじ
幼稚園で友達が遊んでくれない状態になってしまう原因とは?
幼稚園での集団生活にも少しずつ慣れてくると、子供たちもそれぞれ、気の合う友達、仲の良い友達ができ始めます。
そうすると、遊んでいるなかで自然発生的に、ちょっとした「仲間はずれ」のようなものが出てくることがあります。これは性別関係なくみられることですが、男の子の場合は、まだおもちゃの取り合いなどによるトラブルの方が多く、人間関係は至ってシンプルなものが多いでしょう。
しかし、女の子の場合、年長にもなると、人間関係も大人顔負け…だんだん複雑になってくるのです。仲間はずれは多くの場合、自己主張がはっきりできる子や、気の強い子から始まります。そのような子が、「あの子と遊んでもたのしくない。きらい」「あの子は入れてあげない」なんて言い出すと、いとも簡単に仲間はずれが始まってしまうのです。
おとなしくて気の弱い子は、仲間はずれの標的にされたり、あるいは自己主張がはっきりした子に取り込まれ、わけもわからないうちに、一緒になって仲間はずれをしてしまうということに陥ってしまうようです。
友達が遊んでくれないから幼稚園に行きたくないと言われた時は?
「幼稚園なんて行きたくない。だって私、お友達がいないんだもん。」かわいい子供にこんなこと言われたら、どうしますか?
きっと、ママ自身も、友達関係で悩んだりした若かりし日を思い出しつつ、自分のことのように悩むのではないでしょうか。「お友達をたくさんつくって、毎日たのしく幼稚園に通ってほしい」というのは、親として当然の願いですよね。子供に、自然にお友達ができる方法はないのでしょうか?しかも、小さい子供にもプライドはありますから、そのプライドは傷つけない方法でないといけません。
ママの人間関係は、子供に影響を与えるのでしょうか?幼稚園に通うには、園バスを利用するか、直接園まで送迎する方法があります。いずれにしても、ママは、登降園時に他のママと顔を合わせる機会が多くなりますね。その中で、価値観や気の合うママ友に出会えることもあると思います。気の合うママ友の子供だったら、自分の子供とも仲良くできるかも??なんて思いますよね。「引っ込み思案で、友達できないらしくて心配なんだよね~」なんて相談してみると、ママ友からもママ友の子供に声かけしてくれて、案外すんなりと、うまく馴染めていくというケースもあります。
自分もお友達ができて、子供もお友達ができちゃうなんて素敵ですね。まさに一石二鳥です。幼稚園のあと、一緒に公園で遊ばせたり・・・なんて夢も広がっちゃいます。
幼稚園で友達が遊んでくれないという子供の言葉だけを信じては危険!?
「誰も遊んでくれなくて、いつもひとりで遊んでるんだよ~」幼稚園から帰ってきた子供が、こんなこと言い出したら、ドキッとしちゃいますよね。心配もしちゃいますよね。心配して幼稚園に「うちの子どんな様子ですか?」なんて問い合わせちゃうこともよくあります。
では実際、本当に「誰も遊んでくれなくて」「いつもひとり」なのでしょうか?それが、必ずしもそうでもないんです!でも子供がそう感じてしまう・・・その謎のメカニズムの一部をご紹介しましょう。
まず、子供同士には、どのように発生したのかわかりませんが、ルールがあります。それは、遊びに加わりたいとき、「いーれーて」と言うこと。それを言わないで入ってくると、「あ!○○ちゃん、『いれて』って言わないとだめなんだよ~」なんてしっかりした世話焼きタイプの子からダメ出しが入ってしまいます。そして遊びに加わる側は、「いーいーよ」と言われないと、入っちゃダメだと思っているのです。なんともめんどくさい・・・なんて言ってはいけないですね、大変な子供の社会です。
ここで子供たちの発達の差であったり、このルールを知っていて使いこなせるかによって、誤解が生じてしまいます。「いれて」「いいよ」のやり取りに慣れていない子にとって、自分が遊びに没頭しているときに「いーれーて」なんて言われても、何のことかも分からず、「いいよ」の返事はしませんよね。ところが「いれて」と言った子にしてみれば、「いいよ」と言ってくれない=仲間にいれてくれない=誰も遊んでくれない、ということになってしまうのです。
幼稚園で友達が遊んでくれないと子供から聞かされた時の親の対応とは
まず第一に、子供の話をよく聞いてあげましょう。どんなことが起こったのか、きちんと状況を確認することが大切です。子供の話から、なぜ起きてしまったのかの原因を探しましょう。
その原因から、正しい対処法を一緒に考えてあげるのです。理由をきかずにただ怒るだけでは、子供は親への不信感を募らせることになるので、注意が必要です。
第二に、幼稚園に連絡しましょう。子供の話だけでは偏った見方をしている場合が多々あります。たかが5歳くらいの子に、その時の状況を事細かに冷静に説明させる・・・なんて無理ですよね。状況をみていた先生の話を聞きましょう。最近では、保護者同士のトラブルを避けるため、ケガなどをした場合でも、あえてトラブルの相手を言わない園もあります。ママ同士になってしまうと、どうしてもわが子の言い分だけを信じて尊重したり、感情的になり、理性的に話すことが難しいからです。トラブルがあった相手のママに直接ではなく、あえて間に先生を挟んで話をするのも、トラブルを円満に解決するポイントの一つです。
最後に、幼稚園の対応を聞いて、その後の対応を決めましょう。幼稚園では、園児同士のトラブルはよくあることなので、先生たちも慣れています。トラブルの状況にもよりますが、アドバイスを求めて、相談しましょう。
幼稚園で友達ができるよう親が手助けできることはある?
子供の世界でも、友達を作るには、ある程度スキルがいります。では、どうすればいいのでしょうか?親がなにか手助けできることはあるのでしょうか?
子供の性格にもよりますが、友達作りにおいて共通していえるのは「自分の気持ちを相手にはっきり伝えられること」が大切です。わかりやすくいうならば、一緒に遊んでて、楽しいのかうれしいのかよくわからない子より、楽しいといってくれる子と遊ぶ方が自分だって楽しいですよね。なに考えているのかよくわからないと、子供同士でも、友達になるのは難しく感じるのでしょう。
なので、まず最初の一歩として、そこの部分を親が意識してあげましょう。親にできることは、自分の気持ちを言葉で表現できるようにすることと、また子供がどんな感情を表現したとしても、それを否定せず、認めてあげることではないでしょうか。
日頃から、「どう思う?」「どうしたい?」と子供の気持ちを確認するようにしましょう。それが実現可能であれば、聞いてあげます。できない場合でも「今回はできないけど、次回はぜひそうしようね」と返してあげます。そうすると子供は、言えばわかってもらえること、いつでも自分の意見が通るわけではないことを徐々に学んでいくことでしょう。
ほかにも、普段の会話の中で、「つらかったね」「悔しかったね」「悲しかったね」「うれしかったね」と、親が子供の気持ちを代弁してあげることが大切でうす。そうすると子供は、自分の感情を言葉にするとどう表現されるのか、この感情はどういう言葉なのかを知っていくことができるのです。
このような対応をしていくと子供は、少しずつ変わっていきます。子供の感情や意見を大切に、のびのびと育ててあげたいですね。