フランスの文化と習慣は日本とこんなに違う!その特徴を解説!
2017/03/08
日本人が観光で訪れる国の中でも人気の「フランス」。独特の文化や習慣がありますが、日本とはどう違うのでしょうか?
日本人がフランスへ行った時、どんな文化や習慣で驚かされるの?気を付けるべきマナーは?
日本とこんなに違う!フランスの文化と習慣の特徴について詳しく説明します。
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この記事のあらすじ
日本とこんなに違うフランスの文化や習慣!
①フランスのトイレは有料
日本人がフランスへ渡航してまず驚くのがトイレ事情です。
日本ではトイレの使用にお金がかかることはありませんが、フランスではトイレの使用するのに1回1〜2ユーロ程度の使用料がかかります。近年では無料の公衆トイレも増えてきているものの、日本のようにあちこちに点在しているわけではないので、フランス観光の際には無料の公衆トイレのある場所を事前にチェックしておくと安心です。
②おおらかさと合理性が混在
パリ市内など都心部に近い北フランスなどでは、比較的人も交通網も時間通りに物事が進みますが、そんなパリでも時間や決まりごとにルーズな人や店も少なからず存在します。特にスーパーやお土産物店、レストランでは、開店や閉店時間の30分前後のズレは当たり前、予告なしの臨時休業などはフランスでは日常茶飯事。なぜなら、日本とフランスでは営業時間の捉え方が違うからです。
【日本】
開店時間=お客が入店し、買い物を始められる時間
閉店時間=会計が済むまではある程度在店可能な時間
【フランス】
開店時間=従業員が開店準備を始める(出勤)時間
閉店時間=従業員が店を閉める(退勤)時間
フランスの営業体系は、お客主体の営業でないことと割り切りましょう。
フランス人は「皮に一番栄養があるんだよ」と言って、ブドウや桃などのフルーツを皮ごと食べることにも現れているくらい、おおらかさと合理性を兼ね備えていますので、日本人の感覚のままフランスへ渡航してしまうとびっくりしてしまいますよ。
フランスの文化や習慣はマナーにも表れています!
①フランスのマナーの基本はあいさつ
フランスでは、スーパーやコンビニなど店内に入るときは“ボンジュール(こんにちは)”、退店時には“オルボワール(さようなら)”と、店主や店員にあいさつをしたり、レストランやカフェで注文したものを持ってきてもらったり、会計してもらったりした場合には“メルシー(ありがとう)”と、さりげなく感謝を伝えるのがマナーどんな子供でも、どんな身なりの人でも、感謝やあいさつはしっかりとするのがフランス精神です。
基本中の基本マナーなので、しっかりとおさえて置きたいですね。また、フランスでのあいさつと言えば、ハグをしながら頬と頬を合わせて、チュッと口を鳴らせる(ビズー) をイメージする方もいるかと思いますが、これは友達や家族など親しい間柄でのあいさつです。観光で訪れた先では、そうそうすることはありません。初対面の人にいきなりビズーをしようとすると怪訝な顔をされてしまうので、気を付けましょう。
②写真撮影にも許可を得るのがマナー
フランスでは撮影禁止区域だけでなく、スーパーやデパート、ホテルのロビーなどでも写真撮影が禁止されているところもあり、写真撮影には注意が必要です。特にレストランでの撮影では、撮影許可とともに背後や周りの人が写り込まないようになどの配慮も忘れてはいけません。
また、美術館などの観光施設では、一般的にフラッシュや三脚などを使用しなければ撮影できるところがほとんどですが、撮影する際は念のため撮影許可の確認をしておきましょう。
③フランスの喫煙マナー
フランスでは2008年の法改正で、フランスでタバコを吸える場所はほとんどないと思われている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。日本同様に分煙になっているレストランやカフェでは喫煙することができます。とはいえ、フランスの喫煙者への風当たりは日本より厳しいのは確かです。
基本的にフランスでは、公共の場での喫煙は全面で禁止されているので、灰皿の用意されている場所以外での喫煙は控えましょう。違反者には68ユーロの罰金が科せられます。
フランスという国は文化や習慣を大切にしています!
①いつまでも尊重しあえる男女の関係
フランスでは、付き合いの長いカップルや子供のいる夫婦間であっても、男女はいつまでも名前で呼んだり、モンシェリーやマシェリー(私の愛しい人)と互いを呼び合います。
日本のようにお互いを「パパ・ママ」と呼ぶようなことはしませんし、子供ばかりを中心とせずに二人だけの時間を大切にします。
もちろん、大人の集うバーや夜会・パーティーなどに子供が同席させるようなことはまずありません。
夫婦や親子であっても愛する人との関係を優先し、いくつになっても互いを男女として意識し尊重し合い、いつまでも愛を忘れない関係であろうとするのがフランス人です。日本人も少しは見習いたいところですね。
②資源を大切にする国フランス
以前は「フランスに不燃ゴミはない。」と言われたフランスですが、現在ではフランス全土でゴミの分別化の動きが進み、年間のゴミ排出量の軽減に繋がっているほどです。
特にパリ市内では、色分けしたゴミ箱を使って分別化もしっかりとされています。
黄色…資源ゴミ【リサイクル可能な紙・段ボール・ペットボトル(キャップの分別は不要)・缶類・ドライヤーなどの小型電気機器など】
白色…ガラス類
緑色…その他のゴミ【生ゴミ・汚れたビニル袋などリサイクルできないもの】
まだ使えるような洋服やおもちゃ、電気製品などは専用の回収ボックスが用意されていて、必要な人などに譲渡され、大型ゴミは電話一本で無料で回収してもらえます。また、電池や電球などの製品は、一般ゴミとして出すことは法律で禁止されており、スーパーにある専用のリサイクルボックスへ回収する決まりになっているので、旅先で電池を使用した際には注意しましょう。
フランスは文化だけじゃなく、自国の言葉に誇りを持っています
「フランス人は英語を話さない」と言われるほど、フランス人は自国の言葉や文化に大変な誇りを持っています。
合理性を尊び、無駄使いを嫌う堅実なフランス人は、個人主義にも徹底しているので、日本人のようにグループで遊んだりすることも少なく、親しくなるまでは心を開きません。なので、旅行先で出会ったばかりのフランス人に、家族や職場、友達関係、宗教、政治など個人に深く関わるプライバシーなことには極力触れないようにしましょう。また、フランスは階級社会の精神が根強い国です。下層階級が貴族社会を打ち倒したフランス革命は、上流階級の人間にとっていい気持ちのするものではありません。フランス革命などの歴史や革命的な話しは控えたほうが無難です。
カトリック教会が政権を握っていた歴史のあるフランスでは、クリスマスは一年で最も大切な家族行事です。フランスの各家庭でクリスマスに費やす金額は約10万円ほど、日本人の比ではありません。クリスマス前後に各地方でクリスマスマーケットが開かれ、家族や恋人とプレゼント選びや屋台を楽しみます。ここでもプレゼント選びでのセンスが問われるので、フランス人らしさを強く感じさせるシーズンでもあります。
フランスに行った時に気を付けるべきマナーとは?
上記に挙げた以外にも、フランスで気をつけたい一般的なマナーとしては…
【街中・観光中のマナー】
・カバンや人にぶつかったりした時は“パルドン(すみません)”と必ず声をかける。
・スーパーなどへ入店時に後ろに人がいたら、次の人のためにドアを開けておく。
・エスカレーターは右側へ立ち、左側は急ぐ人のために空けておく。
・鼻水が出てもすすることはタブーです。必ずティッシュで鼻をかみましょう。
・教会では撮影や私語、露出の多い服装は控える。ミサ中は特に厳禁です。
【食事マナー】
・食事中は両手を相手から見えるようにテーブルの上に出しておきましょう。
・食器やくちゃくちゃと音を立てての食事はNG。大声でのおしゃべりも控えめに。
・サラダなどもナイフ・フォークを使う。無理に大口を開けて一口で食べてはいけません。
・食事に付き物のワインですが、万が一不要な場合はグラスを伏せて意思表示をする。
また、フランスでのカフェは「エスプレッソ」、日本式のコーヒーは「カフェ・アメリカン」または「カフェ・アロンジェ」と言い、日本と違いコーヒー1杯でいつまで店にいてもマナー違反にはならないので、ゆっくりと観光の相談や休憩を取ることができます。