大学のテストの時期っていつ?高校との違いを説明します!
2017/03/08
めでたく志望大学に入学!となると次に気になるのは「テスト」ですよね。
大学のテストの時期っていつ?高校と同じなの?大学の赤点って何点?
大学と高校のテストの時期の違いやテスト勉強のコツについて説明します。
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この記事のあらすじ
大学のテストの時期って高校とは違うの?
大学は一般に前期後期の二期生で授業が組まれます。大学でいう前期とは、高校の一学期を、そして後期は二学期にあたります。
テスト期間には大きく二つの型があり、一つは「授業終了1週後にテストをするケース」、そして「9月にテストをするケース」です。前者はテストが夏休み直前の週に行われるため、自分の時間割に授業が少ない場合は、早く夏休みに突入できます。それに対して後者は、テストの週が終わったら次の週からが後期授業と切り替えられます。そのため、テストが終わった人はテストが最終日まである学生と比べ、2・3日のお休みが作れます。しかし、夏休み明けにはテストが待っているので、夏休み中も勉強に励む必要があるでしょう。
次に後期のテスト期間についてです。後期のテスト期間は12月から1月上旬にあるケースが主流であり、その後2週間ほどの冬休みがあります。例外として、理系学部の研究室についている学生は忙しく、年末年始だけの短い休みとなることもあります。冬休みが終わると最後に、1・2週間の授業があり、終わった人から春休みに入ります。
大学でのテストの時期は授業によって違う?
大学と高校の違いとして、「一つの授業が週に一度しかない」ことが挙げられます。つまり、テストについてもその授業日に行われるため、教授によっては「テストは最終週の一週前に実施しよう」「レポートの提出のみでテストは課さない」ということも多々あります。
このようになると、ある意味楽そうに感じますが、実は大変なことも出てきます。教授の意思によっては、「同じ週に授業Aのテストを受け、その週の終わりまでに授業Bのレポートを提出する」なんてこともあるわけです。したがって、次々やるべきことが増え、直前に手をかけて取り組んでも手におえないこともあるということになります。
そうならない為にも、前々から計画をしっかりと立てて、あらかじめテスト準備を進めておく必要があるでしょう。また、このように大学の授業では、課題の設定、テストの有無、時期の設定など、授業のきまりや方針などがほぼ完全に教授に託されています。疑問点などがあれば、聞き逃しの無いよう質問をしに行きましょう。
大学のテストの時期は「7月と1月」と覚えておこう!
前に述べた通り、一般に大学のテストは年2回です。大学は二学期制ですので、前期後期それぞれの期末、すなわちおおよそ7月と1月にテストが行われます。
高校と比べるとどうでしょう。テストの回数は減っていますね。しかし、その評価の方法は異なります。高校ではテスト結果は勿論のこと、授業に向かう態度や、ノート・プリントなどの提出物を評価してくれていました。たいして、大学では授業への態度は一切見ないと言って過言ではありません。これは、授業を受ける人数の差や授業中の私語の多さに由来しているのかもしれません。ただし、授業にあまりにも悪影響を与える言動などが見られた場合は、「強制退出」も発動されますので、くれぐれもふざけ過ぎぬよう注意しましょう。
テストも大事ですが、このような日頃の努力もちゃっかりと評価されます。あと、出席はしっかりとしておきましょう。授業態度はとられなくとも、「出席状況」は多くの大学でテストを受ける必須条件ともなっています。
大学のテスト勉強のコツを教えます!
K美:授業をまじめに受けることが最重要だけど、最終的には周囲に助けてもらうことが不可欠!出題される範囲などを共有したり、取り忘れたノートを写させてもらったりしているよ。共大知やっぱり大事!
M江:ノートが持ち込めるテストでは、授業を受けない学生が必死になってまじめな学生に頭を下げているよ。私も借りる方だけど、優秀な子のノートは本当に参考になる!
K美:もともと誰のノートだったかわからなくなるよね…。
M江:貸してくれた人には感謝でいっぱいだなあ。
R子:私は他人には頼りたくないタイプ。授業をさぼったなら最後まで自力でやってほしい!ピンチでも夜更かしして勉強してこの前はぎりぎり単位取れたんだ。
K美:すごいね。優しい先生はレジュメをネットに載せてくれたりもするね。上手く活用できると点数アップだね。
R子:ここだから言うけど、テストの最後に「単位を下さい!」ってメッセージを書いとくと、単位をくれる先生もいるみたい。けど、こんなずるい方法を使う前に、しっかりと勉強しようね!
大学の赤点って何点?単位に影響するのは?
大学の赤点は一般に60点くらいと言われます。つまりは、60点を下回ると単位をくれないわけです。
しかし、高校までの6割とはワケが違います。というのも、大学では筆記よりも論述の試験が急激に増えます。論述は基本的に自分の言葉で自分の考えを書くものですので、教授の主観で点数が決まるとも言えてしまいます。また、本人的には「先生にあの表現は伝わるかな」「書きだしはあれでよかったのか」などと不安が残り、全然点数の見当がつかない為、手ごたえがないのも特徴です。すべてが論述の試験というわけではありませんが、割合はやはりおおきいです。
余談ですが、合格の「6割」という基準も本当にあいまいで、60点を一点でも下回った場合、確実に単位が不可になるとも言い切れません。実際は55点くらいの評価であっても、先生の温情で単位が認められることもあります。また逆に、評価点ではS(最上)の評価となる学生でも、そういう学生が多すぎる場合は、下の評価に格下げされることもあります。要は教授による小操作が行われるわけです。そのためにも教授との最低限の関係性は築いておくように心がけましょう。