保育園に入園できたのに泣く子供にママとしてできること!
2017/03/08
ようやく決まった保育園の入園・・・でも毎朝のように泣く子供に悩まされているママが多いといいます。
泣いてばかりわが子にどう接すればいいの?いつかは泣かずに保育園に行くようになるの?
保育園入園を嫌がって泣く子供の対処法について説明します!
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この記事のあらすじ
保育園に入園できたのに、子供が泣く…でも悪いことではありません!
保育園での別れ際、ママの「さぁ働くぞ!!」と張り切る気持ちとは反対に、昆虫のようにママの服に手足を引っ掛けてしがみつく子…はたまた鮮魚のように暴れまわって必死に抵抗し、泣き叫ぶ子…いますよね。こんなにまで泣かれると「子供に悲しい想いさせて、犠牲にしてまで働く必要あるのかな」なんて思ってしまうこともありますよね。
まるで今生の別れかのように、悲しそうに号泣する子供。これは、ママが大好きで、ずっと一緒のいたい、離れたくないと泣いているのです。つまり、それほどまで強い親子の絆を築けたということです。そう考えると、泣くことは、むしろいいことのように思えてきませんか?保育園での集団生活では、お友達とおもちゃを取り合わねばならず、時には口に合わないおやつや給食を出されることもあるでしょう。甘えたくなっても先生を独占することはできず、何かと子供たちは我慢を強いられます。
それなのに、保育園のほうが天国!!と喜んでいるような子も、たまにはいます。ママは怒ってばかりで、家庭ではくつろげず、甘えられず、“借りてきた猫”のように縮こまっているけれど、保育園ではそのストレスを放つように、お友達に意地悪したり、暴れている子供。それこそ大問題ですよね。
保育園入園を嫌がって泣く子供はいつになったら泣かなくなる?
保育園、幼稚園に通うのを楽しみにしていたと思っていたのに、いざ入園すると嫌がる…というケースもありますよね。
それは、園が思っていたよりも楽しくなさそうとか、そんなことではないのです。子供は、「ママも一緒に行くもの!」と当然のように思い込んでいたのです。ママと離れるだなんて、想像もしていなかったんでしょうね。だから一人で園に通うのだとわかると、途端にイヤイヤが始まってしまうのです。
しかし、多くの子供は、このイヤイヤを乗り越えていけるものです。入園してから二年も三年も、毎朝手こずっているというケースはあまり聞きません。(もちろん、行き渋りの原因が、ママと離れることによる寂しさ以外のケースはあるかもしれませんが…。)子供は毎日成長していくものです。昨日できなかったことが、今日できることもあるでしょう。保育園や幼稚園は、家でできない様々な経験ができたり、お友達や先生がいたり、本来とても楽しいところなのです。子供は自然とそれに気が付いて、慣れていくのです。
「ママと離れたくない!」なんて泣いてしまうのは、ごくごく最初の頃のことです。「こんなに嫌がってるし、預けないほうがいいかな…」なんて心配していたのも、馬鹿らしくなるくらい、すぐに自分から「じゃあね~バイバイ~」なんて園に駆けていってしまうものなのです。逆にママの方が寂しくなってしまうなんてこともあるようです。
保育園入園が決まったものの、泣く子供・・・でも笑顔で見送ろう!
多くの園では、本格的な入園の前に、慣らし保育・プレ保育という名の短時間保育を実施しています。慣れ親しんだ安心の我が家から離れ、大好きなママと離れ…そんなことになったら、最初は当然泣きますよね。しかし、慣らし保育・プレ保育から始めて少しずつ少しずつ慣れてきて、先生のことも信頼するようになるのです。
朝、先生に預けるとき、子供が先生の腕を抜け出し、ママのところに戻ろうとすることがあります。そんな必死な姿をみて、胸が締め付けられるような想いをするのは当然です。一緒に泣いてしまうママだっています。「ごめんね」と言いながら、ギューっと抱きしめるママ。先生は「早く行ってしまってください」と声をかけるでしょう。そのとき、どう感じますか?「なんて冷たい先生なんだろう。子供が泣くのも怖いからなのかもしれない」その考えは、ちょっと違うかもしれません。
実は、ママの姿が見えなくなると、泣きやむ子は多いのです。ママまで泣いて別れを惜しんでいては、子供もますます不安になるだけ…泣きやむどころか、逆効果です。先生はそれをわかっているので、早く行くよう促すのです。子供のためにも、ママは笑顔で「お迎えくるね~!」なんてあっさりいなくなった方がいいのです。
しばらく泣いている子も、だんだん慣れてきます。慣れる時間に個人差はありますが、そのうち先生の腕の中から、「バイバイ」とかわいい手を振って、ママを送り出してくれることでしょう。
保育園の生活に慣れやすいのは0歳児?
保育園への慣れやすさは、年齢による傾向があることが、ある研究によりわかっています。すぐに慣れてしまうのは、0歳児なんだそうです。まだ人見知りできるほどの認識力が育っていないため、近くにいてくれる優しい先生にすぐ慣れるのでしょうね。次に幼児(3~5歳)が慣れやすく、次に2歳。いちばん慣れにくいとされるのは1歳です。
1歳くらいの子供は、相手を見分ける力が育ち、いつもそばにいてくれる特定の大人(親など)にくっついていることで安心します。このような関係は、愛着関係とよばれるものです。愛着の対象である人は、子供にとって安全基地のようなもの。少し離れたところにいても、何か怖いこと痛いことがあると、安全基地に戻ってきて、抱きつき、安心を得ようとします。このような行動は、子供が自分を守るために身につけている、本能的なものとも考えられています。
「先生はとってもやさしいよ」「夕方にはお迎えにくるから、また会えるんだよ」なんて安心させるための言葉もまだきちんと理解できない年齢で、本能的にもママなどを欲してしまう時期なので、慣れるのに時間はかかって当然ですね。それでもやがて子供は保育者のことも安全基地として感じることができるようになります。子供のもつ適応力はすばらしいです。ある意味、慣れることも本能と呼べるかもしれませんね。
保育園に行く時に子供が泣くのは●●までです!
別れ際に毎朝泣かれると、いつまでこの状態なんだろうと、辛くなってしまいますよね。子供たちが園に慣れずに泣くのも、たいていゴールデンウィークの頃までです。そのあとはお友達もできて、園に行くのがどんどん楽しくなることでしょう。休日に、園に行きたい!なんて泣く子もいることでしょう。もちろん中には、夏休み前までずっとグズグズ言ってる子もいます。親は、他の子は泣きやんだのに…と心配になったり、時にはイライラすることもあるでしょうが、それも含めて個性です。行きたくないと自己主張がしっかりできる子なのだ、なんて良い方に考え、ゆったり構えて気楽にいきましょう。なるようになります。
どんなに朝泣きながら別れた子でも、お迎えにいったときには子供たちはみんなケロッとしていて、「ママ!」と腕に飛び込んでくるものです。そんな子供たちの笑顔を見ると、朝の辛いお別れのことも吹き飛んでしまいますよね!お迎えの時の喜びは、親にとっても子供にとっても大切なものです。しっかり抱きしめ、園でがんばってきた子供を安心させてあげましょう。
自分が小さかったときのことを思い出してください。なにか嫌なことがあったとき、解決してくれたのはどこでしたか?保育園でもどこでもない、常に「我が家」だったことでしょう。子供は、親に話し、共感や理解してもらうことで次に進めます。親は、子供の心が軽くなるよう、解決策を一緒に考えてあげます。親がいつだって味方でいてくれる、自分のことを真剣に考えてくれる、大切に想ってくれている、そのことが子供の心を何よりも強く支えるのです。そして、家庭での安心感という土台があるからこそ、園でも頑張ることができるのです。