赤いダニが家の中で大量発生!その駆除方法について解説します!
2017/03/01
最近家の中に赤いダニがいる・・・このダニの正体は何なのでしょうか?
布団などにいた場合はどうやって駆除すればいいの?予防するにはどうすればいい?
家の中で発生した赤いダニの正体とその駆除方法について説明します。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
子供が算数の計算が苦手、そんな時に克服するための方法!
子供が算数が苦手で、どう教えたらいいのかと悩む親御さんも多い...
-
幼稚園でのバスのトラブルの賢い回避方法をご紹介します。
子供が幼稚園に通い始めバスでの通園になり楽になったと安心して...
-
妊婦さん必見!動悸が食後にする時にはこんな方法で改善を!
妊婦になるとお腹が大きくなることから、食後に動悸が起こるとい...
-
子供が父親になつかないと悩んだら、そんな時の解決方法!
子供が父親になつかない・・・そんなふうに悩んでいるお父さんや...
-
子供の性格の短所はどのように書く?長所よりも書きにくい!?
幼稚園の願書に子供の短所(性格)を書くときにはいったいどのよ...
-
子供に愛情がわかない…そんな時の解決策をご紹介します
子供に愛情がわかない…そんな悩みを抱えているお母さん、多いと...
-
産後、旦那の態度にイライラしてしまう原因についてご紹介します
なぜか産後、旦那の態度のイライラ・・・こんな気持ち私だけ?と...
-
産後なのに子宮の手術をする・・・その手術について解説します!
妊娠中の検査で子宮筋腫や卵巣の病気が見つかることがあると言い...
-
産後の子宮の違和感を感じる時は何かの病気!?
産後の子宮になんだか違和感を感じるのは気のせい?でもやっぱり...
-
産後のトイレの悩みは皆一緒!痛いけど我慢するともっと大変
産後は会陰切開で傷になっている痛みでトイレに不安を感じる人は...
-
赤ちゃんに着せる洋服の枚数ルールについて理解しよう!
赤ちゃんに着せる洋服の枚数って大人より少なくっていうけど、生...
-
赤ちゃんの風邪は治りかけに要注意!外出はひかえるのが望ましい
赤ちゃんが風邪をひくと、ママと一緒に家でおこもり…。もう飽き...
-
赤ちゃんの泣き声でノイローゼにならないお母さんはこうしてる
赤ちゃんの泣き声で気が滅入る瞬間ってたくさんありますよね・・...
-
これって?大丈夫?赤ちゃんの顔に”毛細血管”が出やすい理由!
赤ちゃんの顔に赤いポツポツがある…これって一体…?と心配した...
-
経産婦でも初産でも本陣痛ってわからないものです
初産の妊婦さんでも経産婦さんでも陣痛ってよくわからないもので...
-
仕事のストレスによって流産しないために気を付けたいこと
仕事のストレスにより流産しないために…流産は必ずしもママに原...
-
ミルクと母乳の混合授乳のやり方の方法とコツについて
赤ちゃんが産まれたら母乳で育てたいと考えますよね。 い...
-
ベビーカーは電車で使ってもいい?それとも抱っこひもが正解?
電車ではベビーカーと抱っこひも、どちらを使うのが正解なのでし...
-
学校で友達に怪我をさせてしまった。その時にとる対応について
学校でお友達に怪我をさせてしまったらどのように対応していいの...
-
ピアノの才能・・・うちの子供にはある?ない?判断材料は何か!
ピアノ教室は、今も昔も人気の習い事です。 最初のうちは...
スポンサーリンク
この記事のあらすじ
家のいる赤いダニの正体とは?
洗濯物や干してある布団、家の壁などにいる赤い小さな虫みたいなものを見たことはありませんか。
その赤い虫の正体は「タカラダニ」の一種だと考えられます。
本格的な夏の前の5月から7月にかけてみられることが多く、7月を過ぎると見なくなります。
このダニは比較的最近発見されたらしく、生態は明らかになってないことも多いようです。
日本では今のところ人間への刺咬の被害などの報告はありませんが、アメリカで同種のダニの刺咬被害の報告もあるため、確実に無害というわけではありません。
屋内への侵入を防ぐ場合は、水に弱いので家の外の壁などで発見したら流してしまいましょう。
また、干してある洗濯物などは、よくはたいて取り込む前にはたき落としましょう。
それらを注意した上でも屋内で見かけた場合は、換気扇や玄関、窓のわずかな隙間から入り込んでいる可能性があります。
入り込ませないためにも、残効性のある殺虫剤を侵入の可能性のある場所に使用しておけば、大きな効果が期待できます。
家の中で発見した赤いダニはどうやって駆除する?
見かけると不快な気分になるタカラダニですが、有効的な駆除方法は上記でも述べたように、水で流してしまうことです。
室内ではなくベランダで発見した場合は、水の使用も問題ないはずです。
これで、ベランダの壁や柵にくっついているものは問題なく駆除できます。
問題は、室内で発見した場合です。
室内だと水を使用するのも難しいうえに、直接潰すというのも抵抗を感じる人もいるでしょう。
さらにこのタカラダニは潰してしまうと、赤い体液を出します。
この赤い体液は服についたりすると汚れが取れにくいため注意が必要です。
水も使用できず、体液のせいで潰すのも躊躇われますが、室内での簡単な駆除方法があります。
それは、掃除機で吸ってしまうことです。
これなら直接触ることなく、簡単に処理することができます。
もちろん、直接潰すのに抵抗が無い人は、それが一番手軽ではありますが、潰すのが気持ち悪く、体液が気になるという人は掃除機の使用による駆除をお勧めします。
赤いダニの発生を予防するには?家周辺の環境整備が必要?
タカラダニの予防方法ですが、家の周りにタカラダニの好む環境があると大量発生して、侵入の原因となってしまいます。
なので、まずは家の周りの環境を確認して対処していかなければいけません。
そもそも、タカラダニは花粉を餌として、コケに卵を産みつけているのです。
ですから、家の周りにコケが生えていたりする場合は、それらを処理しなければいけません。
いちいちコケをはがして処理するのは大変だと感じる人は、高圧洗浄機がお勧めです。
しかし、高圧洗浄機は手軽に買えるものではないので、購入が難しいという人は、コケに定期的に殺虫剤を噴射しておくだけでも効果があるようです。
また、ガーデニングなどで花を育てている人は花粉の問題があります。
育てている花の花粉に集まらないように、害虫対策用で花に影響のない殺虫剤を使用するようにしましょう。
7月を過ぎると見なくなるタカラダニですが、いないに越したことはありません。
発生する時期に目にしないためにも、家の周りの環境を確認して対策をしておきましょう。
タカラダニは日本全国どこでも発生する?
タカラダニの生態はまだ不明な点もありますが、正式名称は「カベアナタカラダニ」といいます。
北は北海道から南は沖縄までと日本全国に分布しており、体長は1mm~2mmほどの大きさのダニです。
庭やベランダ、屋上などのコンクリートで見つかることが多いです。
コンクリートには天敵がおらず、餌となる花粉や、産卵場所である豊富なコケがあるために見つかることが多いようです。
食性は雑食で、幼虫期に昆虫やクモに寄生して、栄養を吸って育ちます。
そして、成虫になると花粉や自分よりも小型な虫を捕食します。
タカラダニは、オスが見つかっておらずメスしか見られないため、単為生殖を行っていると考えられています。
4月~6月にかけて繁殖のピークがあり、その時期に大量発生が見られた場所には、卵もそれだけ産みつけられていると考えられます。
日本では寄生や、刺咬といった被害は報告されておらず、人体及び動物への害は無いと考えられています。
しかし、嫌悪感や恐怖心を与える不快害虫という面もあります。
赤いダニが好む場所とは?
赤い色のダニ、アカダニは一般的には、「ハダニ」とも呼ばれています。
アカダニは、植物の葉の裏側にいることが多く、葉の栄養を吸い取る害虫です。
アカダニの被害に遭った部分は、葉緑素がなくなってしまい、白くなってしまいます。
被害の範囲が広がっていくと白い斑点のようになるのが特徴です。
また、この白くなってしまった部分は回復することはありません。
なので、アカダニは植物を弱らせるだけではなく、見た目も悪くしてしまうという植物の天敵なのです。
アカダニは、高温で乾燥した状態を好みます。
3月~10月にかけて発生しますが、繁殖のピークは梅雨明けから9月頃にかけてです。
住み着く植物を選ばず、繁殖力も高いのでアブラムシと同じくらい被害が多いといわれています。
体長0.3mm~0.8mmほどの大きさのため、発見がしにくく、早期発見ができないと植物の生長を阻害されてしまいます。
被害に遭わないための予防方法は、アカダニの発生時期になったら、葉に付着したほこりを布などで裏表を丁寧に拭き取ったり、霧吹きで葉に毎日水をかけたりすると駆除と予防の両方の効果があります。
また、ハダニ専用の薬剤を使った殺虫剤の使用も効果的です。