株の配当金はいつもらえる？気になるあなたのために徹底解説！

いざ株式投資を始めたものの、一番気になるのは「株の配当金はいつもらえるのか」ということでしょう。

株を買えば、すぐ配当金はもらうことができるの？それとも期日は決まっているの？

株の配当金はいつ？そんな人のために詳しく説明します！

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株の配当金はいつ自分の手元に入る？

株式投資を行う際に気になってくるのが配当金のことかと思われます。配当金がほしいな～と思って株を始める方もいるかもしれません。

しかし、配当金はいつでも株を持てばもらえるというわけではなく、「配当権利確定日」という日に株を持っていた方が配当金を受け取ることができる仕組みになっています。この配当権利確定日は企業によって様々ですので確認が必要です。主に決算月の月末に設定している場合が多いようです。中間配当もある場合は決算月と決算月から半年後の月末に配当権利確定日を設定している企業が多いです。月末が土日や祝日の場合はその前日の営業日が配当権利確定日となるので注意をしておきましょう。

さて、この配当権利確定日ですが地齋にはこの日に持っていても配当を受け取ることができず、実際には権利確定日の3営業日前である「権利付き最終日」に株を持っておくことが必要です。実際に欲しい銘柄の株がいつ権利付き最終日なのかをよく確認して株を購入するといいでしょう。

株の配当金はいつ？購入する日にも注意！

どうして権利確定日ではなく、権利付き最終日に株を購入しなければならないのでしょうか。

株式は購入してすぐに株式名簿に名前が載るわけではなく、株式名簿に名前が載るまでは3営業日かかります。配当金や株主優待を受け取るには配当日にこの株式名簿に名前が載っている必要があります。そのため、配当権利確定日の3営業日前に株を所有しておく必要があります。この3営業日前のことを「権利付き最終日」と呼びます。

一つ例を確認してみましょう。2016年6月30日（木）が権利確定日であるとします。その場合3営業日前は2016年6月27日（月）となりますのでこの日が権利付き最終日です。この日の大引け時に株を所有していた方が配当金や優待の受け取り権利を持つことができます。

権利付き最終日は営業日や曜日の関係で毎月毎年変わってしまいます。そのため、配当金を狙っている株や欲しい優待がある株がある場合には確実に配当権利確定日や権利付き最終日を押さえておく必要があります。

株の配当金はいつもらえる？そのために何か必要なの？

株の配当金について注意するべきことをいくつか確認しておきましょう。

まず、株を買った時のことについてです。株を買った後の手続きは購入者側がすることは特にありません。株式名簿に名前が載るのは3営業日後ですが、それまでも売買は可能です。

次に配当金の支払われる方法や時期についてです。配当金は決算月の3か月後に予め指定しておいた方法で支払われます。株取引を行っている証券口座で配当金の受取方法を設定しているかと思われますのでご確認をおすすめします。優待に関しては各企業で送付時期が異なりますので企業のホームページを確認したり企業のIR担当に問い合わせてみるといいでしょう。

最後に権利確定日の確認方法です。権利確定日は主に決算日に設定されていることが多いようです。わからない場合は企業のホームページなどを確認するといいでしょう。各企業で異なるので注意が必要です。

次に注意すべき点について確認をしましょう。株は購入後すぐに受け取れるわけではなく約定日を含めた4営業日目に受け取ることができます。そのため、権利確定日に株を所有するためには3営業日前に株を購入している必要があります。

株の配当金はいつなのか不安な人は問い合わせを！

実際に配当金が手元に届くのはいつ頃になるのでしょうか。確認をしていきましょう。

期末配当の場合は株主総会の終了後に配当金の決定や支払い予定日についての通知が来ます。株主総会は権利確定日から2～3か月後に来ることが多いです。そのため、3月末が本決算で権利確定日の場合は4月末から7月頃までに配当金を受け取れることが多いようです。実際にいつ配当金の支払いが行われるかは企業によって差があるので、確認するのもいいでしょう。

中間配当は取締役会で配当金額などが議決された後に正式な通知が来ます。権利確定日から3か月ほど後に取締役会は行われる場合が多いようです。9月末が中間決算の会社の場合は、実際に配当金を受け取るのは10月末から翌年1月頃までとなっており、11月下旬から12月上旬頃に支払われる場合が多いです。時期がわからず不安になってしまった場合は企業のホームページで確認をするか、IR担当窓口などに問い合わせをしてみてもいいかもしれません。

株の配当金の受け取り方法とは？

株の配当金の受取方法について確認してみましょう。税金の控除や非課税対象になるかどうかなどにも関わってくるので慎重に選ぶことをおすすめします。

どの方法を選んだらよいかわからない場合には株式数比例配分方式を選ぶことをおすすめします。こちらはNISA口座を利用している場合であれば配当金に関しても非課税対象となるのでお得です。他の方法では配当金には税金がかかってしまいます。

株式数比例配分方式では配当金は証券会社の口座に入金される仕組みになっています。こちらは名前の通り所有している株の数に応じて証券口座に配当金が入金される仕組みです。そのため、複数の証券口座に同じ銘柄の株を所有している場合は所有している株式数に応じて各口座に配当金が分配されて振り込まれます。どこか1つの証券会社でこの方法を選択すれば残りの証券会社についても同様の方法で振り込まれることになります。

株式数比例配分方式は税金の面でもお得ですし、受け取った配当金がどの銘柄のものかということもわかりやすいので管理の面からもおすすめの方法といえるでしょう。