知っておきたい！葬儀で会社を休むための手続きとその後の挨拶

急に不幸があったときも、葬儀のために会社を休まなくてはなりませんよね？

では、葬儀で会社を休むときにはどのような手続きをするべきなのでしょうか？

また、合わせてその後の会社での挨拶についてもまとめてみました。

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葬儀のために会社を休むときはどうしたらいいのか？

急な不幸があり、葬儀のために会社を休まなくては行けなくなったときは、まずは上司に電話で報告しましょう。忌引きで休みを取る報告というのは、緊急性が高いのでメールでの報告はやめましょう。その際、深夜や早朝を除いて、すぐに連絡するのがよいでしょう。また、本人から社員の弔事を管理している部署に連絡しなければいけない場合もありますので、上司の指示に従いましょう。

会社によっては弔電を出したりもしますので、通夜や葬儀が決まったら日時や喪主や会場の住所など、すぐに上司か総務に連絡しするようにしましょう。ファックスやメールでも伝えると解りやすいかもしれません。

それから、忌引きで会社を休むときには、業務に支障がないように配慮することが大切です。引継ぎなどの業務がある場合は、電話で口頭で連絡をした後に、解りやすいようにメールなどで詳細を伝えるのもよいでしょう。

例え準備などで忙しくても、迷惑をかけないように最低限のマナーは守りましょう。

葬儀で会社を休むときの忌引きの日数とは？

一般的な忌引きの日数とは、父母が死亡した場合で7日前後（喪主の場合は10日前後）、兄弟姉妹が死亡した場合で3日、祖父母や叔父・叔母が死亡した場合で１日となるそうです。しかし、会社によっても異なることもありますので、確認しておくのがよいでしょう。その人が喪主を務める場合か、そうでない場合かや、血縁関係などにもよるのが一般的なようです。

また、葬儀があるのが遠方の場合は、予定以上に移動に時間がかかるかもしれないので、上司に相談して、もしかしたら更に休まなくてはいけなくなるかもしれないということを伝えておくとよいでしょう。その際も、きちんと状況を上司に報告するようにしましょう。

それから、何かあったときや、業務においての急な連絡も取れるように、連絡先も知らせておきましょう。

葬儀で会社を休んだ後は、挨拶をしに行くのを忘れないように！

葬儀のために会社を休んだ忌引き明けには、出社してすぐに仕事に取り掛かるのではなく、まずは上司へ挨拶をしましょう。

お休みを頂いたおかげで滞りなく告別式も終えることができたということ、仕事上においてご迷惑おかけしたということを伝え、香典の気遣いに対するお礼も忘れずに伝えましょう。また、弔電を頂いている場合も、それに対するお礼も一緒に伝えるようにしましょう。

直接の上司以外でも、他の部署の上司や同僚から弔電や香典を頂いている場合は、その部署まで赴き、挨拶することや、その同僚に対しても挨拶することを忘れずにしましょう。そのために、頂いた相手のリストなどを作っておくとよいでしょう。

忌引きで会社を休んだ後に挨拶をしてまわるというのも、社会人におけるマナーではないでしょうか。

迷惑をかけた会社の同僚にも挨拶はするべき！

忌引きというのは、事前に申告していた休暇などとは違って、突然休まなくてはならないので、当然ながら、誰かがあなたの仕事をしなくてはならなくなります。そのため、忌引き明けに出社したら、まず上司に挨拶するのはもちろんですが、迷惑をかけた職場の同僚達にも必ず挨拶をしましょう。

その際、職場の同僚達には自分の抜けた分の仕事を引継ぎ、フォローをしてくれた感謝の気持ちと、急な休みで迷惑をかけてしまって申し訳なかったという謝罪の気持ちなどを伝えるのが大切です。心配をかけてしまったことへのお礼も忘れずにしましょう。

このような挨拶は、メールなどで簡単に済ませようとはせずに、きちんと一人一人に自分から挨拶をしに行きましょう。

忌引き明けに出社した際に、お礼の挨拶をする時の内容とは？

忌引き明けに出社した際に、部署のみんなの前で挨拶をするときには、どのような内容で挨拶するとよいのでしょうか？

まずは、急なお休みを頂いたことやそのおかげで無事葬儀を済ませることができたこと、そして、仕事においてもフォローして頂いたことなどの感謝の気持ちを伝えましょう。そして、本日からまた職務に復帰するということで、よろしくお願い致します。と深く礼をしましょう。

あまり長くならずに、要点だけをまとめつつ、失礼のないように挨拶するとよいでしょう。また、わざわざお通夜や葬儀に足を運んでくれた同僚などには、その後にきちんとお礼を伝えることも忘れずにしましょう。

会社に香典のお返しをする際の予算とは？

香典返しとは、会社など○○一同や有志などの場合は５００円程度の金額のもので配ることが多いようです。なので、会社から香典を頂いて香典返しをする際は、必ず人数を確認しましょう。

仕事中でもあるので、配布に関しては、各部署の責任者か事務の方に人数分を渡してお願いしてもよいでしょう。また、電報やお花などを出してくれたりと、いろいろご面倒をかけてしまった総務においては、直接挨拶に行った方がよいでしょう。

もちろん、個人名で香典などを送ってくださった方には、それぞれに忘れずにお返しをしましょう。香典を頂いた方のリストを用意して、漏れのないようにきちんとお返しをしましょう。