胃痛・頭痛・寒気の症状。まさか海産物の〇〇が原因とは!
2017/03/21
胃痛と頭痛が同時にあって、その上寒気まで…。これって単なる風邪とは違う?
よくある風邪でも複数の症状が現れますが、危険なのは高熱が加わる感染症。
意外な原因には寄生虫まで考えられる? 風邪だと思っていたら別の原因だった?胃痛や頭痛を引き起こす病気について調べてみました。
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この記事のあらすじ
同時に起こる胃痛と寒気はウイルス性の胃腸炎の可能性大
胃痛や頭痛、寒気など体調不良におなじみの症状。どれか一つでも辛いのに、複数の症状が一度に現れるのは、さらに切ないものです。その中で、寒気と胃痛が同時に起こる場合には、ウイルス性の胃腸炎の可能性があります。ウイルス性胃腸炎では、寒気や発熱、胃痛・腹痛などが初期症状として表れます。咳や鼻水の症状がないので風邪との違いは分かりやすいのですが、倦怠感や食欲不振など、風邪に似た症状も起こります。
ウイルス性胃腸炎に特効薬はなく、対処療法でしのぐしかありません。熱が高くて辛いときには解熱剤を。下痢や腹痛の胃腸症状には胃腸薬を服用します。下痢がある場合は脱水症状にも注意が必要。
経口補水液やスポーツ飲料で水分補給しましょう。冷たいものが胃腸に負担をかける場合もありますので、常温か人肌程度に温めて飲むのがいいでしょう。
胃痛・頭痛・寒気…その原因はもしかしたら寄生虫かも?
アニサキス病状は主に激しい腹痛を引き起こします。加えて、寒気、吐き気、頭痛、腹痛などを複合的・又は単一症状のこともあります。頭痛や関節痛、上気道炎をおこすこともあり、この場合は風邪と間違いやすくなります。下痢が続く場合は、脱水症状にも注意が必要です。
これらの症状はアニサキスという寄生虫によって引き起こされます。特に胃アニサキス症では、内視鏡で確認しながら取り出すことができますが、1匹の寄生虫を取り出すだけで、悶絶するほどの腹痛がウソのように消えてしまいます。
時には複数のアニサキスが体内に入り込むことも考えられます。胃ではなく腸管から外に出てしまったときは駆虫薬を内服します。アニサキスは新鮮な海産物に寄生します。海産物を食べた3~4時間後に激しい腹痛に襲われた場合は、寄生虫の可能性も考慮してみましょう。重症化すると、他の病気との区別がつきにくいため消化器外科のある総合病院での診察が望ましいでしょう。
妊娠初期は頭痛が起こりやすい。胃痛・頭痛など体調変化にも注意を
頭痛はさまざまな原因で起こり得ますが、女性であればその原因が妊娠の兆候の可能性もあります。
女性が妊娠したときに起こる体の変化も、個人差が大きく、現れる症状はいくつもあります。受精卵が子宮内膜に着床して妊娠した状態になると、黄体ホルモンが大量に分泌されます。この妊娠初期の急激な変化が発熱や倦怠感、頭痛などを引き起こしてしまうのです。
このようも妊娠初期は頭痛を起こしやすい状態が続いてしまうのです。吐き気感じるなど、つわりが起こるようになると食事の量が減り、鉄分の摂取も減少することも頭痛を起こしやすくします。また、出産後にもホルモンバランスが乱れた状態であったり、運動不足や鉄分不足が原因の頭痛には要注意です。
胃痛・頭痛・寒気・発熱…風邪とインフルエンザの違いとは?
だれもが経験する風邪は喉の痛みや鼻水、咳など呼吸器に炎症を引き起こします。発熱や頭痛、食欲の低下などが見られます。一方インフルエンザでは、風邪よりも急激に症状が現れ、より重篤な症状になるの特徴です。感染すると、数日の潜伏期間のあと38度以上の高熱や筋肉痛などが現れます。
通常は1週間程度で治癒に向かいますが、気管支炎や肺炎を併発すると、より重症化して命に危険が及ぶこともあります。インフルエンザウイルスの感染力は非常に強く、短い時間で多くの人に感染する可能性があります。寒気や関節痛などの全身症状。呼吸困難や腹痛、下痢などの呼吸器や胃腸の症状は風邪でもありえますが、急激に熱が上がり、高熱になった場合はインフルエンザを疑いましょう。
インフルエンザの場合、症状がおさまってきてもウイルスの感染力が強い状態が続いている可能性があるので、人の多い場所への外出などは避けてください。
ごくまれだがポリオの症状にも胃痛や頭痛は当てはまる
ポリオ(急性灰白髄炎)は、ポリオウイルスによって急性麻痺が怒る病気です。かつては日本でも大流行したことがありましたが、予防接種が行われるようになったことで、現在の日本では、その感染数はわずかになっています。日本国内での感染はほとんどなくなりましたが、アフガニスタンやナイジェリアといった国々では、まだまだ患者が発生しており、渡航する場合は予防接種が勧められます。
上記の国以外でも、行先の国によっては接種した方がいい場合があるので確認してみてください。
発症すると発熱、頭痛、喉の痛み、嘔吐といった風邪に似た症状が現れます。ウイルスが脊髄に入り込んでしまうと、手や足に弛緩性の麻痺が出て、一生残る後遺症になってしまう可能性があります。成人の感染は比較的少ないのですが、特に乳幼児が感染した場合には症状の重篤化や後遺症が残ったり、最悪命を落とす危険性が高くなってしまいます。